新幹線が並走！ 埼京線の浮間舟渡～北与野あたり
埼京線に乗ったことはありますか？
新宿と大宮を結ぶ通勤電車でりんかい線と相互乗り入れをおこなっています。また大宮から快速列車を中心に川越線の川越まで直通しており、2019年11月からは相鉄線とも相互乗り入れを開始します。そんな埼京線は北へ向かう新幹線と並走しているのです。
なぜ並走？
ここまで在来線と並走する新幹線は全国的にも珍しいです。なぜ埼京線と隣り合う形で走っているのでしょうか？
それは東北・上越新幹線住民反対運動がバックボーンにあるからです。長らく東北・上越新幹線は大宮発着でした。住民反対により上野駅までも行くことが出来なかったためです。そのため、国鉄やJR側は通勤新線を東京～埼玉に高架路線として建設し、そこに並走する形で新幹線はどうか？という提案でようやく沿線地域に納得してもらうことができました。それが今の並走につながっているというわけです。
鉄オタや子どもにうれしい新幹線ウォッチ
新宿から30分ほどで行ける新幹線の見えるスポット、撮影スポットとしてはこれほど好立地なところは他に類を見ません。休日には親子で新幹線ウォッチを楽しんでいたりカメラマンが撮影をしている光景が見受けられます。
特に浮間舟渡駅は都区内パスの北限でもあり23区内で一番綺麗に新幹線が見える駅なのではないでしょうか。
これからは
相鉄線が乗り入れるということで新幹線と相模鉄道車両の2ショットというものも見られるようになるでしょう。りんかい線が乗り入れ開始のときにも注目されていたらしいので今後が楽しみですね。
東京と埼玉を結ぶ通勤新線である埼京線は痴漢対策に防犯カメラ設置や女性専用車設置などを先駆けておこなってきた首都圏の先駆者的存在でもあり課題先進路線でもあります。今後の埼京線の取り組みも楽しみですね。
まとめ
埼京線の浮間舟渡～北与野間では新幹線と仲良く走ることで有名な路線としてこれからもある意味観光路線の面も持ちながらみんなに愛され続けることでしょう。
