快速みえ号のコスパの良さ
先日、観光ひとり旅で松阪へ行ってきましたが、名古屋からは快速みえに乗りました。
この電車が非常に便利でした。そんな快速みえについての記事を書いていきたいと思います。
快速みえとは
名古屋から関西本線を通り、四日市を経由し、伊勢鉄道を通り、紀勢本線の津や松阪、伊勢市を通り、参宮線で鳥羽に至るJR東海の快速列車です。同じ系統として特急ワイドビュー南紀も名古屋と三重県を結んでいます。
また競合する路線として近鉄線も走っていてそちらは名古屋から三重県を経由し、大阪方面まで至ります。JRには名古屋から大阪方面まで新幹線を除いて直通する列車はありません。ちなみにキハ７５形の気動車ですがエンジンをダブルで積んでいるため電車なみに加速し、飛ばしていきます。それはもう乗ったら心地よいです。
コスパ抜群
停車駅が特急列車なみであり自由席は乗車券のみで乗ることができ、指定席も520円(閑散期はもっと安くなる)追加課金で乗ることができるコスパ抜群の乗り得列車です。近鉄線との競合路線のためにサービスを良くするためにこの列車が誕生したと思われます。また本数も多く1時間に1本は運転されていて利便性、使い勝手も最高に良いです。
座席は転換クロスシートという2人用の席ですが4人用のボックスシートに転換ができます。他の車両よりも気持ち柔らかい感じがしました。
混雑具合
気になる混雑具合ですが平日は通勤通学の時間帯以外は割と空いています。
土日祝日や連休などは前半に下り列車が混みやすく後半はその逆です。だいたい名古屋で発車10分前くらいまでに行ければ座れると思います。途中駅から座るのはそのときの運しだいというか降りる乗客がどのくらいかにもよりますが座れるかはわかりません。
自由席と指定席どっちが良い？
結論から言うと自由席の方がコスパが良いと思います。特に指定席が満席になるときには自由席も満席に近いですが自由席の方が短距離客が多く途中駅に停車するたびに座れるチャンスが多いです。
指定席は発車ぎりぎりまで並ばなくても座れるというメリットがありますが指定席の乗客は長距離客が多く、隣が相席になるとかなり長い間、気を遣うという可能性が高くなります。あとはだいたい指定席が空いていれば自由席もガラガラになっていることが多いです。
自分もこの前、夕方の上り列車に松阪～名古屋の指定席に乗りましたが自由席で十分だったと後悔しました。
まとめ
名古屋と鳥羽を結ぶ快速みえ号ですがディーゼル列車の特急なみのダイヤに割と柔らかいシート、料金も格安というコスパの良さに優れている列車に乗らない手はないと思います。ぜひ名古屋から三重県に行く際には快速みえ号に乗ってみてください。
