精神障害者保健福祉手帳を今後取得するには

医者や親とも相談し、障害者枠で労働する可能性や所得の補助が無いと厳しいとのことで東京に帰った際に手帳取得の申請をすることにしました。

ではその手帳について話してみたいと思います。

目次

どんなもの？

障害者手帳は3種類あって身体障害者、知的障害者、精神障害者が対象となる手帳です。そのうち精神障害者は発達障害者を含んでいます。

対象となる障害はうつ病、躁うつ病、薬物依存症、統合失調症などの精神疾患に発達障害などです。なお1級～3級までありますが多くの人は2級か３級になると思われます。1級の方はほぼ寝たきりだったり人の介助が無いといけないレベルである場合がほとんどです。初診から6か月以上精神障害について経った場合に取得申請ができます。なお医師の診断書が必須となります。書式も決まったものを使用しなくてはなりません。有効期限は2年間です。

メリット

これは発達障害の人に多くありがちですが、自分の生きづらさは障害があるためで決して甘えや努力不足ではないというある意味社会に認められた感は出来ると思います。逆に自分は障害者だから何やっても許されるという思考にだけはならないように気を付けましょう。

また障害者枠での仕事に就ける可能性が高くなります。というか手帳必須のところもあうようですので障害者枠で働くことを考えている場合には申請してみましょう。

それとさまざまな金銭面での優遇があります。障害年金がもらえる可能性があったり、税金の控除、交通機関や施設利用料の割引などです。やはり必然的に所得は健常者と比べて少なくなるため救済措置としてこの制度があるようです。

デメリット

手帳の取得に勇気が少しいることが１つでしょう。

それとメリットの最初でも書きましたが逆に自分は障害者であるという自覚が手帳を持っているゆえに悩んでしまうという恐れもあります。

これは手帳を会社に提示する義務がある場合や結婚などで相手の身内に手帳のことを知られるなどで人間関係が悪化したり社会的に疎外されてしまうリスクがあるということです。ただこうしたレアケースを除いては人に見せなくても良いし取得者自体も増えているという実態がありますので気にしないことが一番だと思います。

まとめ

現在、長野県に一時滞在していますが早く手帳を申請して取得したいという気持ちが強いです。なかなか甘えや努力不足と言われ、傷つけられました。また自分は一見普通に見えるからより理解が得られづらいみたいです。(一般常識はある)

そのため早く取得し、自分の場合ですがそういった普通に見える発言をしてきた人には印籠を掲げるように障害者手帳を掲げるぐらいの気持ちでいます。

自分は人と変だな？だとか変わり者とよく言われる人やもう特性のせいで生活に支障が出ている人は早めに心療内科を受診しましょう。一歩目は勇気がいりますが普通の病院となんら変わりありません。