JR総武快速・横須賀線のE217系について 更新前のが良かった!? またE235系が…
久しぶりにJR東日本の車両について記事を書いていきたいと思います。
概要
1994年から113系電車の置き換え目的に製造され、現在でも総武快速・横須賀線(湘南新宿ラインは除く)において快速・普通列車ともにこの車両だけが独占して走っています。209系をベースにしていますが顔面が少し個性的な顔をしています。
2008年頃からリニューアルをして微妙にラインカラーが変わっています。また特徴的だったGTOのインバータ音も無くなっています。
かつては湘南新宿ラインの一部列車や湘南色に塗装を変えて東海道線にも使われていました。
インバータ音
209系の未更新車と似ていますがこっちは音が余韻が残るようなどこか寂しげな音を残すことで有名でした。特に新橋~馬喰町間の地下区間はその音をより一層楽しめる区間ということで音鉄には喜ばれていました。執筆者も小学生のときにはよく、音を聞きに馬喰町などに行っていました。
グリーン車が快適だった
2階建てグリーン車で首都圏では標準です。快適だったという過去形の言葉を使わせてもらっていますが、更新前の座席は最強クラスに座り心地が良かったです。茶色や紫色のモケットにフカフカした座面は本当に良かったです。今はE231系と同じような赤と青の硬い座席になってしまいましたが。本当にもったいないことをしたなあとJR千葉支社を少し恨んだくらいです笑
千葉方3両はセミクロスシートあり
近郊型には欠かせないボックスシートも千葉方3両に備わっていますがいかんせん席数が少ないので始発から乗るか空いてる時間の電車に乗らないと座りづらいです。
ですが席にありつけたら神奈川~千葉までの町の景色が流れるように見えてとても快適です。夜の下り電車にありがちな酒を持ったサラリーマンが乗っているのも常磐線と同じでよく見かけられます。
将来的には…
2020年以降、新型車両E235系が順次、導入されていずれは引退する予定となっております。更新前のが良かったなんて文句言っていましたがそうも言ってられない状況になってきました。
ちなみにこの新型車両にはセミクロスシート車は1両も無いみたいです。これは通勤通学ラッシュに配慮したためとの見解だそうです。
またグリーン車は首都圏の普通列車グリーン車初のコンセントを装着し、Wi-Fiも飛ばす予定みたいです。*1今度は座席のクオリティも上がるのではないかと期待しています。
まとめ
E217系の去就については今のところ、何も決まっていない状況ですが個人的には旧型国電が総武快速・横須賀線から引退したときに飯田線に転用したみたいに飯田線に行ってほしい気持ちもあります。ただ当時は同じ国鉄で今は会社が異なるため厳しいし飯田線も新しい車両は当分入らない見通しですしね。
ただ総武快速・横須賀線からは撤退が決まりましたので今のうちに撮影や乗車などの記録はたくさんしておくのが吉かと思います。
鉄道模型
7両基本セットとして発売されており、走らせることもできますのでぜひ興味があれば見てみてください。駅に着くたびに発車メロディを流す遊びも総武快速・横須賀線は楽しいですよ。
|